ターンアラウンドへの挑戦

1から事業再生の戦士になるための記録

2023年5月25日

結局、心を落ち着かせていって、深いスキルを身につけていかないといけないなと。

総務課長として、問題ある環境を運営していく技術はあるが、しかしスキルというものがあまりない。

徹底的に一つのスキルを持っていないとプロフェッショナルにはなっていけないな。

現在は、Qliksenseでのデータ分析を学習中になります。その上でPJを回すスキルというかマネジメントを追加で経験しているというか。

結局お前は何者か。何が出来るのか。そういうことに答えられない。もうあと1ヶ月で30になってしまいますが、30歳の時には。

少しでも、山を延べっているようになっていたいですね。

善い企業へのストーリーテリング

善い会社になるために必要な事は何か。

それはその会社に所属する人々が、善い会社になりたいと思うことだ。モチベートされていることだ。

そのためには何が必要だろうか。

物語が必要だ。事業計画というのはいってしまえば物語だ。これから5年で事業を成長させ、利益はこれだけだし、そして予算を達成し、そしてこれだけ配当して、銀行に返済して納税する。そういった物語なのだ。

しかしそんな物語だけで人々は力になるだろうか?

人々は

・事業を成長させること
・利益を創出すること
・予算を達成すること
・配当が多いこと
・銀行に返済すること
・納税すること
こういった事には興味がないのだ。

これは事業者の資本家の理論であって、労働者の理論ではない。

私自身も金持ちの資本を守ること自体には何の興味もない。その資本を増やすことにも興味はない。だったらそんな泥臭い仕事なんてしていないのだ。

労働者、そういう言い方はしたいものではないが、この会社社会である日本で、そこで働く人々が、誇りを持って仕事をする、そういう環境を一つでも多く作っていきたい。再生という文脈が、資本家の文脈であるならば自分は再生には興味がない。

では再生でないなら何なのか。

再生というのはあくまで、きっかけに過ぎない。変化のきっかけに過ぎない。つまり再生は手段に過ぎない。再生は目的ではなく、一つのきっかけと手段であって、そこから企業が生まれ変わるきっかけなのだ。

そこで膿を出し切り、外部の目線から全てを入れ替えて、そしてマサラになって残った人々や文化、そして強さで、あるべき、善い会社を創り上げる。

事業計画は定量的なものだが、それは定性的なものからくみ上げられなきゃいけない。

そして組み上がった事業計画は、定性的なものとなって、その企業の主体である各位が持たなくてはならない。

それは信念であり、目標であり、ビジョンであり、理念であって、そしてその奥にあるのは一つの信仰だと思っている。

「自分の会社は善い会社だ」

そういうことを言い続けて、実現させていかねばならない。なぜ良い会社か、それは誰も説明できないし、そもそも再生フェーズまで墜ちた会社を誰も良い会社だなんて思えないかも知れない。

しかしそんなことはどうでも良い。

組織の成員は皆がみな、自分の会社を善い会社だと想いたいに決まっているのだ。人生を投資し、自分の肩書きになり、人生の時間の半分を費やす。そんな場所を皆が善い会社にしたいとは想っているのだ。

そのためには言葉が必要だし、その言葉を言い続ける必要がある。そしてその言葉には時間が、そして文脈が必要だ。そして裏付けも必要なのだ。

裏付けとなる適切な事業計画をしっかりと策定し資本家との合意をしっかりと取りつつ、再生をチャンスとして会社の膿を出し切り、そして善い会社であると謳い、そしてムーブメントを起こしていく。

そういう仕事を自分の職としていきたい。それがターンアラウンドなのだ。

10億の男になるためには

あなたになら10億円を任せたい。

そういって貰えるような人間には何が必要だろうか。

〇迫力

└火事場の経験

 └痺れる仕事の経験
└研ぎ済まされた雰囲気

 └スポーツ選手のような習慣
 └アファーメーション/禅
 └生活環境の整備習慣

〇能力
└信頼構築能力
└実務能力
└必ず期限に間に合わせるPJマネジメント力

〇容姿
└プロとして顔
 └大きい顔
 └強く意志のある眼光
 └話やすいが簡単な話はしにくいオーラ

〇性格
└ずうずうしく大胆にそれでいて繊細に

 

一朝一夕で出来る事といえば、まずはプロスポーツ選手のような習慣を身につけること。そしてアファメーション等を通じてマインド習慣をみにつけること。人格を創り上げることからはじめていかないといけない。

スキル云々の以前に、人から尊敬される習慣と考え方を持った人格を創り上げる必要がある。

では10億円を任される人格はどういう人格だろう?

自分を守るために、自己卑下をしない人格だろう。そしてとにかく問題解決のために何が必要かをひたすら考えられる人間だろう。つまらない必要のないことを考えずに、必要な事を徹底的に取り組む精神だろう。

24時間その必要はない。

自分はそういう人間ではないし、否定の中にある苦しみのようなものは自分の本質だとは思うのだけど。

少なくとも人を救えるような社会の価値ある人間になるためには、そういった人格を多くの時間で作りきらなくてはならない。そのオンとオフの時間をその入り口と出口を持つ、そういう儀式を習慣として行っていこう。

そういう切替があれば在宅でもどこでもメリハリをつけて仕事が出来るはずだ。

仕事するときはする。人格も入れ替える。

休むときは休む。そういう人間をなっていく。

 

大胆な人間じゃないならそういう人格を作ろう。

迫力がないなら迫力を持つ人間になろう。

ただそれだけな事。

「求めよ。さすれば与えられん。」

2022年が終り2023年、勝負の年がはじまる

2022年が終りますね。大晦日といいますが、全く年末の気もしないのは、そういった余裕もない年になってしまったと思います。人生を何度も振返りどうすべきかを考えて日々を過ごしておりますが、しかし何者でもないまま、この年まで過ごしてしまいました。

2023年は30歳になる年。10代の頃は30代になることなど想像もつきませんでしたが、まぁなってしまったものは仕方ないわけで。

少しでも2023年を善い年に出来るよう、振返りと抱負を書いていこうと思います。

 

<2022の成果>

〇自分の意志でやりたい事を見つけ、それを仕事にすることが出来たこと。まだ2ヶ月間だが、サバイブすることが出来たこと
〇ランニングを習慣にして200日の連続ランを達成した

<2022の反省>

⚫結局残る習慣を築き上げることが出来なかった。すぐに日々が崩れてしまう。自分自身で自分自身を築きあげるような習慣がなかった
⚫プライベートでは特段の進歩進展もなく、習い事の類いもまったく身につかなかった。相変わらず趣味もなく、友人も増えない。転職をはじめとするストレスで日々が苦しみのなかで過ぎてしまった。
⚫自分のアイデンティティを磨く時間を持てず、芯や軸のない人間になってしまった

<2023の抱負>

〇10億円を任せたいと思って貰えるような人間になるよう、まずは習慣から身につける
〇マーケターの目線で、新しい事に毎月一つは挑戦する
〇フルマラソンを完走する

この仕事の意義を自らの言葉でしっかりと説明し続ける。そういう習慣をしっかり身につけ、その上で技術を学んで行く。

30歳になるこの年。まずはしっかりと力を身につけていく。

良い年を。

ターンアラウンドへの挑戦

再生フェーズになってしまった会社をいったい誰が救うのか。

市場原理のなかで淘汰されるべきと一言で言えるような簡単な問題ではない。国際的な市場原理のなかで日本企業が敗北したからといって、それを放置して刈られるがままにしておくこと事態が問題だし(国策でやるなら社会主義的な取り組みとも言えるが)、そもそも銀行やファンドの債権のからみからみても、潰せない会社というのは存在する。

社会主義的な取り組みや債権回収のどろどろとした保身と政治的な絡みのなかで、それを資本的な動機としつつも、それとは別に債権の取り組みを神津佐sルタントとして行っていく。

その会社を様々な事情で救わなければならないという大人の事情と、現場に入り込み自主再生を促し自立し永続企業を共に作り上げていく。その取り組みのために必要なことをしっかりと向き合っていきたい。

これまで数十年変わってこなかった仕組みを再生フェーズという圧力と債権者からの圧力をうまく前向きな力に変えて、永続的なエコシステムを構築していく。

このブログではその取り組みのなかで気づいたこと、感じたことを書き記していければと思う。

 

日本の最前線はこの自主成長企業を作り上げるという再生の仕事に小曽あると思っている。淘汰に抗い、文明の衰退に抗い、人口減少に抗い、そして強い日本や強い日本企業や強い個人を作っていく。

そのための戦いの記録にしたい。